【2008年3月4日】
『東に傾く姫路の城は、花のお江戸が恋しいか』
姫路城は池田輝政が築いた最高傑作なのだが、江戸時代は建築物の維持技術があまり発達していなかったので、城のあちらこちらが変形してしまい、それはそれはタイヘンだった。
冒頭の里謡は変形しまくりの姫路城を皮肉ったモノだ。
イヤだったろうなァ、姫路藩主。
だってさ、電気の無い時代にさ、夜になってミシミシッメキメキッていうんだぜ。
藩主だけじゃねえな。宿直の藩士だって「ミシミシッ、メキメキッっていうんだよなァ」って、ボヤいてたんじゃねえの。